攻略ガイド †
本作では目覚めてから眠るまで、何をするかはプレイヤー次第。
墓の整理をしてもいいし、畑を耕すのも、釣りをするのも、木を切るのも、近隣の村で暮らす住民に話しかけるのも、自由だ。
同様のシステムを採用している『牧場物語』や『Stardew Valley』と比較して、一部プレイヤーからは“暗黒牧場物語”とも紹介されている。
その表現は決して誤ってはいないが、根本的に“牧場系”の作品とはシステムが異なることを留意しておくべきだろう。
というのも、本作はそうした牧場系のゲームとは流れが全く異なるからだ。あらためて相違点を説明しておこう。
『Graveyard Keeper』では、時間や曜日といった概念は存在するが、それに縛られる必要はない。
ゲーム内にはエネルギー(スタミナ)の概念が存在しており、何か行動(墓整理や倒木、クラフトなど)を起こすとエネルギーが消費される。
就寝はそのエネルギーを蓄える手段でしかない。エネルギーが残っているなら明け方まで起きていても何のペナルティも存在しない。完全なる昼夜逆転の生活も可能だ。
またそもそも本作には“牧場系”ではおなじみの「毎日やるべき仕事」がほとんど存在しない。畑の水やりすら必要としない。
特定の曜日には死体が運ばれてくるが、それさえ処理しておけば、何をしてもいい。エネルギーが尽きて困った時とセーブしたい時に就寝をすればいいのだから。
https://jp.automaton.am/articles/newsjp/20180815-74174/
基本的な流れ †
序盤は運ばれてきた遺体を埋葬しつつ、墓場の評価を5にするために墓場の整備に務める。
木を取り除いたり、すでにある墓を修理したりすることで評価を上げることができる。
定期的にロバが死体を運んでくるが、普通に埋葬しただけだと評価は0かマイナスなのでどんどん評価が下がっていく。
運ばれてきた死体を安置所に運び、各種パーツを抽出することで死体の評価は変動する。基本として血液と脂肪だけを抜き取れば死体の状態は改善される。(詳しくは死体のページで)
抽出が終了したら死体を教会横の墓場に運び埋葬すると埋葬証明書が入手できる。
評価が下がりすぎて埋葬したくない死体ができてしまった時は、埋葬証明書がもらえないかわりに川へ流すことでマイナスを回避することもできる。
埋葬証明書は村の酒場で(序盤としてはそこそこの高値で)売却することができるため、できるだけ川に流すのは避けたいところ。
死体を埋葬した後は墓の装飾アイテムを作成し、墓に設置することで評価を上げられる。
まずはテクノロジー『ノコギリ』と『大工』を習得し木工作業台を設置することで、『木の墓柵』『木の十字架』が作れるようになる。
このセットで評価を+3することができるので、最序盤はこれらをメインに設置していこう。
作業台や墓装飾に必要となる各種鉄製品はテクノロジー『初歩的な鍛造』で作成するか、村の鍛冶屋から購入できる。
この埋葬作業を行いつつ、NPCの依頼や墓場のアップグレードなどを行っていくのが日常の基本的な流れとなる。
道具の耐久力 †
ある程度道具(ショベルなど)を使用していると壊れて使えなくなってしまい、再度使用するには自宅前などにある砥石車で砥石を使って修理する必要がある。
砥石は何十回か使えるとはいえ、購入すると10銀と結構高額なので、初期装備のサビた○○の場合は村の鍛冶屋から新品を買う方が安上がりになることもある。
テクノロジーが進み上位の道具を作れるようになれば、壊れるたびに新しく作り直すという方法も取れなくはない。
ただし道具類は捨てる(破壊する)コマンドがないため、やりすぎると収納を圧迫する原因になる。
鍛冶屋と大量に売買して取引ランクを上げれば上位の道具も引き取ってもらえるようにはなるが、
その段階まで行けば砥石の10銀もさほど高い買い物ではなくなっているはずなので素直に修理して使うのがベターだろう。
説教 †
エピスコプからの依頼、墓場評価を5にするを達成後に教会が開放される。
その教会ではの日に説教をすることができる。
アイテム『○○の祈り』を使って教えを説き、信仰ポイントと寄付金を獲得することができる。
テクノロジー †
レシピや設計図などを開放するためにはテクノロジーポイントが必要となる。
テクノロジーポイントは赤、緑、青の3種類存在する。
赤は採掘や鍛冶など鉄工関連でもらえることが多い。
緑は採集や伐採や農業など自然に関する行動でもらえることが多い。
青は序盤は入手しにくく、最もネックになりやすい。錬金や研究などでもらえることが多い。
序盤の青テクノロジー入手方法 †
- 麻ヒモ作成
畑で大麻を作るか、NPC『ディグ』から直接購入し、教会解放後に使える地下の『教会の作業台』で作ることができる。
- 研究テーブル
教会地下の『研究テーブル』を使いアイテムを研究する。(1種類のアイテムにつき1回だけ)
獲得できるテクノロジーポイントの種類はインベントリ欄のアイテムにマウスオーバーすると出てくるアイコンで区別できる。
死体から獲得できる肉や骨などのパーツは青のアイコンが表示されているので、青ポイントが大量にもらえる。
- 石の墓柵を作る
石材カッターで作れる石の墓柵を作るだけで、1個につき青ポイントが5ももらえる。
素材も石のかけら2個だけとお手軽で、作った後石のかけら1個に還元することもできる。
難点はスタック不可なので持ち物や収納を圧迫することと、還元作業も含めるとかなりのエネルギーを消費すること。
土という概念・ガラスの作り方 †
エピスコプの依頼『墓場評価を5にする』を達成すると、教会が解放され、その後テクノロジー『土という概念』を習得する。
このテクノロジーは川の砂と粘土が採取出来るようになる。
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川の砂は自宅横の川辺でスコップを使うことで採取可能 | 粘土は墓地からすぐ下の辺りにある穴のような所からスコップで採取可能 |
- ガラスの作成
ガラスを作成するには炉から『川の砂』6個と『水』2個を使って作成する。
炉は自宅脇の設計台から、たて切り丸太材が4個、石のかけらが14個、単純な鉄部品が4個で建設できる。
効率改善の為のヒント †
出現したクエストを最短でクリアしようと行き当たりばったりでプレイしてると、移動や作業の効率が悪く単純作業の繰り返しが苦行じみてくるので、抑えておくとラクになる要所をかいつまんで解説。
自力での試行錯誤が楽しい、ネタバレを見たくないプレイヤーは読まないように。
- 転移石
- ホラドリックが2銀で販売。
自宅・酒場・灯台などの重要ポイントへワープできる。クールタイムがあるが必須といえる。最優先で購入して携帯しておきたい。
複数所持していてもクールタイムは共有されるので間違って購入しすぎないよう注意。
- ショートカット
- steam版では画面中央下に横並びのショートカットスロットがある。
持ち物欄からアイテムをドラッグして登録し、右から順に数字キーの1~4で使用可能。(スロット内を直接左クリックでも)
何版?では画面左下に十字状のショートカットスロットがある。
持ち物欄からアイテムをドラッグするか、アイテムにカーソルを合わせて合わせてXキー→十字ボタンを押す事で4つまで回復アイテムなどを登録することができる。
- 速度のポーション
- 「錬金術作業台II」が必要になるので作成までの道のりは遠いが、移動速度は天地の差。倍ほど速くなる。
最速で手に入れたいならクロソから買うといい。
材料になる「血液」「大麻・ハチミツ」「蛾・コウモリの羽」は意識的に集めておくといいかもしれない。
ちなみにバフポーションは連続で飲むことでいくらでも(少なくとも数時間は)効果時間を延長できる。
アップデートで転移石のクールタイムが減少したため重要度は下がったが、それでもあれば便利なことに変わりはない。
- ロウソク
- 教会の質を一時的に向上させ、序盤は枯渇しがちな「信仰」を多く集められるようになる重要アイテム。
エピスコプが売ってはいるが、序盤に使うにしてはそこそこお高い。自作もできるのだが材料になるアイテムが安定供給しづらかったりと難しいアイテム。
- 死体
- NPCで販売していない天然資源。(にんじん5本で購入していると言えなくもないが)
埋めて飾るのに手間がかかるし品質が悪いから、と適当に川に流したり燃やしたりしていると後々再収集に酷い手間がかかる。
埋葬された死体は腐敗が止まるので、教会に埋めておけば後々必要になった時掘り返して臓器を抜き取ったり燃やしたり復活させることができる。
ただし1体掘り起こすのに1.75銀もかかる上、赤があれば質も下がりかねないので、埋めるか燃やすかの基準を決めておこう(赤2点までなら血と脂肪抜いて埋めるとか)。
慣れてしまえばカルト教団員無しでも目視で臓器の質を判定できるので、質がいい臓器だけストックして抜け殻を燃やす、などの判断もつくようになる。
- ゾンビ
- 「ゾンビ作業場」の他に、自宅にある工具の殆どを扱うことができる。給料もリソースも必要なく、スタミナも無限。
社畜の鑑だな!
自宅にゾンビを一体備え付けているだけで基礎素材の大量生産を非常に効率良く行える。
- 道具
- 下位の道具は耐久値が低くすぐに壊れてしまうのに砥石も10銀と地味に高い。
作業時間も違ってくるので、早め早めに良いものに乗り換えたい。特に鋼鉄製の道具セットは全然壊れないうえ効率が段違い。
砥石は作業場内の物置箱に入れておけばプレイヤーが持っていなくても使える。
- 食事
- 食べなくても死ぬ訳ではないが、食べないとすぐに動けなくなる。その都度寝ればいいのだが、早い内からある程度携帯しておいた方が煩わしくなくていい。
一つ当たりの回復量が小さいと大量に持ち歩くことになり所持欄を圧迫する。なるべく大量に手に入るアイテムで作れて回復量の多いレシピを探して乗り換えていくと良い。
オススメは回復量もそこそこで初期投資を乗り越えればノーコストで手間いらずのハチミツ直舐めや、酒場での購入なので数こそ限られてしまうものの比較的安価で回復量の多いブドウのパイなど。
ワインは単体の回復量としては優秀なものがあるが、入れているDLCによっては販売に回したいこともあるので状況に応じて。
- 錬金術
- 「粉末」「溶液」「エキス」を合成して錬金アイテムを作る機能だが、当然組み合わせは膨大な数に登るうえ、数個を除いてヒントも一切無く予想できるような組み合わせでもない。
総当たりで探すのは嫌だがwikiカンニングも味気ない、という場合は錬金術師のクロソから錬金レシピを購入しよう。5銀するのと日に1個しか買えない。
ちなみに作業台はⅠとⅡで互換性はないので両方設置しておく必要がある。
- 金策
- 商人のクエストを進めて50銀で許可証を購入すると、毎週箱詰めしたアイテムを売って売上を振り込んでくれるようになる。
金銀の野菜や作業場で作れるアイテムを専用施設で箱詰めし、指定の場所に置いておくことで、なんと1箱10銀~16.5銀も振り込まれる。
毎週金以上の儲けを出すことも可能になり、これを解禁するだけで金銭効率が激増する。
特にクギを62本(と箱の材料)だけで15銀は設定ミスとしか思えない。
それまでは地道にNPCにアイテムを売ろう。ちなみにバニラだと同じアイテムを売れば売るほど価値が下がり、戻すのにかなり時間が掛かるので、大量に儲けようとするのは厳しい。
が、50銀貯まるまではこれしかないため、こまめに余った部品などを売ろう。
基本的にはそれぞれのお店に対応した商品を買い取ってくれる。「木材・石材は北」「食品は中央」「鉄材は南」に大体配置されている。
また、高級品や書籍を大量生成できる目処がつけば商人や占星術師も金策ポイントとなる。
DLCを導入していれば関連施設・イベントのおかげで金回りはかなり改善される。
- 祈り
- 序盤はとにかく信仰が不足するので、信仰を多く稼ぐ為の「信仰/贖罪の祈り」の重要度が高い。
信仰がある程度溜まったら高ランク創作物を作る為の「創作者の祈り」の重要度が高まる。
「繁栄の祈り」による商売の祝福は、1個売るだけでNPCの販売物のランクを上げられる便利アイテム。これがないとNPCによっては途方も無いほど売り買いしなければならなくなる。
他にはは「休息の祈り」もオススメだ。高品質死体が欲しくなってから集め始めると時間がかかる為、早めに手に入れて損はない。ただし臓器の判定が面倒ならカルト教団員取得後でもいい。
「複層の祈り」は寄付と信仰を同時に稼げる高級品だが、ハードルが高いのと最終的に金はいくら墓場のクオリティをあげようと(商売の)補助レベルしか稼げないため優先度は高くない(信仰の祈りの上位互換ではある)。
というか1金とか稼げる頃にはクリア直前になっているだろう。