Artifactのカードには黒、赤、緑、青の4つの色が存在し、各色によって様々な特徴がある。 個別のカード毎に特徴は違うものの、大まかに解説する。
他の色と比べて基本能力(攻撃力、防御力、ヘルス)は高いカードが多い。 特にヒーローの「アックス」は攻撃力7、防御力2、ヘルス11とダントツの性能を誇る。 マーケットでも最も高い金額で売買が行われている。(リリース日現在) 能力値の低い傾向にある青と戦闘を行うとワンパンで撃破、ダメージも受けないということもよくある。 そのかわり、特殊な効果を持つカードはやや少ない。 スペルや増強カードも能力のバフが多めで、ひたすらゴリ押しが可能な傾向にある。 正面からぶつかり合った場合はたいてい勝てるので、単色構成の場合はクリープやスペルが出揃う前の序盤のうちにどれだけ攻められるかが大事。
黒は赤よりも基本能力はやや劣るものの、貫通効果や攻撃力アップなどの効果が多く火力が高い傾向にある。 スペルや増強カードも敵ユニットやタワーへの直接攻撃や自身のバフがほとんどで、デバフを与えるカードはほとんどない。 黒の固有の特徴はゴールドの獲得量の上昇に関するカードがあることである。 「レヴテルの投資」や「アイアンフォグの金鉱」や「給料日」などでゴールドを増やし高価なアイテムで強化することができる。 強力なアイテムを装備させれば赤と直接戦闘しても負けないほどになるので、単色構成の場合はいかに強力アイテムを装備できるかが大事。
緑は攻撃力は低いが、ヘルスがやや高い傾向にある。 また再生効果や防御力アップの効果も多いので継戦能力は高い。 バフやデバフだけでなく、マナアップや位置の移動、交換など効果は多岐に渡るので臨機応変に対応できる。 他の色にはほとんどないダメージ無効の効果を持つ「神の手の介入」や「神の使命」などは強力。 単色構成だと火力は不足気味なものの、高コストながら「サンダーハイドの群れ」(攻14)や「サンダーハイドアルファ」(攻25)などは非常に強力。
青は他の色と比べて最も能力値が低い傾向にある。 開幕時の相手ヒーローとの組み合わせによってはワンパンで死亡するヒーローも珍しくない。 そのかわり、特殊なな効果を持つカードが多い。 カードのドローに関する効果や手札ロック、クリープ召喚や敵をスタンさせたりなどトリッキーな戦い方が基本となる。 低コスト帯のカードでも有用なものは多いが、トリッキーな分、火力が足りない。 しかし、コスト6以降になると一気に攻撃系スペルが使えるようになる。 「サンダーストーム」(レーン内の敵すべてに4ダメ)、「同士討ち」、「完全抹殺」(レーン内の全ユニット消滅)、「ゼウス」のシグニチャーカード「雷神の怒り」(全レーンの敵ヒーローに4貫通ダメ)、 「スカイラスメイジ」のシグニチャーカード「ミスティックフレア」(対象とその両隣に12ダメを均等分配[3体なら4ダメずつ、両隣にユニットが存在せず1体だけなら12ダメ])など。 終盤になればなるほど真価を発揮するので、単色構成の場合はそれまでいかに耐えしのぐかが重要になる。