本作では目覚めてから眠るまで、何をするかはプレイヤー次第。 墓の整理をしてもいいし、畑を耕すのも、釣りをするのも、木を切るのも、近隣の村で暮らす住民に話しかけるのも、自由だ。 同様のシステムを採用している『牧場物語』や『Stardew Valley』と比較して、一部プレイヤーからは“暗黒牧場物語”とも紹介されている。 その表現は決して誤ってはいないが、根本的に“牧場系”の作品とはシステムが異なることを留意しておくべきだろう。 というのも、本作はそうした牧場系のゲームとは流れが全く異なるからだ。あらためて相違点を説明しておこう。
『Graveyard Keeper』では、時間や曜日といった概念は存在するが、それに縛られる必要はない。 ゲーム内にはエネルギー(スタミナ)の概念が存在しており、何か行動(墓整理や倒木、クラフトなど)を起こすとエネルギーが消費される。 就寝はそのエネルギーを蓄える手段でしかない。エネルギーが残っているなら明け方まで起きていても何のペナルティも存在しない。完全なる昼夜逆転の生活も可能だ。 またそもそも本作には“牧場系”ではおなじみの「毎日やるべき仕事」がほとんど存在しない。畑の水やりすら必要としない。 特定の曜日には死体が運ばれてくるが、それさえ処理しておけば、何をしてもいい。エネルギーが尽きて困った時とセーブしたい時に就寝をすればいいのだから。
https://jp.automaton.am/articles/newsjp/20180815-74174/
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