のほほん:わ~、おっきいクリスマスツリーだね~。
簪:うん、立派なモミの木。見応え、ある。
ヴィシュヌ:楯無さん、イルミネーションはこんな感じでいいでしょうか?
楯無:うん、すっごく素敵!さすがヴィシュヌちゃんね~♪
シャルロット:クーリェ、ここにも松ぼっくりの飾りをつけてくれる?
クーリェ:えっと、えっと、えっと……。こう?
ラウラ:ラッピング用のリボンは余っているか?別件で使いたいのだが。
ベルベット:…………何に使う気?
ラウラ:フッ、極秘事項だ。
鈴音:一夏、壁の飾りつけ終わった?
一夏:ああ、終わったよ。なんかこうしてると、もうすぐクリスマスって実感するな。
もう12月だもんな。月日の経つのはあっという間だな。
(世界にイマージュ・オリジスが現れてから、戦いばかりの日々を送っていた俺達だけど――)
(こんな時だからこそ日常の催事は大切にしたいという楯無さんの気遣いで、クリスマスパーティをすることになったんだ)
(転入生の新しい仲間もたくさん増えたし、にぎやかなパーティになりそうだな)
乱音:ちょっと、鈴!何さぼってんのよ!
鈴音:はいはい、今行くわよ。うるさいわねぇ。
ねえ、一夏。ちょっと料理班の様子を見てきてくれる?箒とセシリア達がいるはずだから。
一夏:ああ、わかったよ。
一夏:(確か、料理班はパーティ用の試作品を作ってるって言ってたな)
ロラン:嗚呼、箒!愛しい人よ!
このカップケーキのように膨らんだ私の愛を、君に捧げようじゃあないか!
箒:ええい!うるさいぞ、ロラン!真面目に菓子を作る気が無いのならば出ていけ~~~!
セシリア:さあ、あとはこれをオーブンで焼くだけですわ。
オニール:わあ~、すっごく美味しそう!
ファニール:セシリアって料理上手なのね。尊敬するわ。
セシリア:うふふ、一夏さんが来たら、味見をしていただきましょう♪
一夏(い、今は行かない方がよさそうだな……)
(でも、みんな何だかんだで楽しそうだな。やっぱり、こういうのって大事だよな)
(クリスマス、今から楽しみだな!)
な、なんだ!?
千冬:緊急招集だ!全専用機持ちはただちに作戦本部へと急行せよ!
オープニング1END
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