ゲームではプレイヤーは、いつでもどこでも誰に対しても写真を撮れるという。
そして、その写真はお金に換えることができる。その手段のひとつは写真SNSの「Flamingo」だ。
ここに写真をアップして「いいね」をもらうと広告費を受け取ることができる。
風景や動物、ポートレートなど、“フラミンゴ映え”を目指してシャッターを切るのだ。
Rainy Woodsはオープンワールドとなっており、季節や時間の変化がある。特定の時期だけのイベントなど、より多くの「いいね」をもらうための仕掛けもありそうだ。
二つ目の手段は、新聞社モーニングベルに写真を売り込むこと。Rainy Woodsには住民しか知らない何らかの秘密があるようで、それに関するものを写真に収めることができれば高く売れるという。ただし、ナオミはこの新聞社から借金をしているので、売れても借金の返済に回され手元には残らない。そのほか、アルバイトをしてお金を稼ぐこともできる。羊の毛刈りやミルク配達、バーテンダーやカジノディーラー、さらにはトレーダーから仮想通貨のマイニングなど、働き口はさまざま。本作は「スローじゃない、スローライフゲーム」をコンセプトにしているそうで、田舎暮らしを満喫しながらも、忙しい日々を送ることになりそうだ。
稼いだお金は借金の返済以外に、カメラのアップグレードにも使える。性能の良い機材を導入することで、よりクオリティの高い写真を撮ることができ、結果的にフラミンゴ映えに繋がる。そのほか、お酒を飲んだり競馬をしたり、家具を買ったりなど、日々の生活を楽しむためにも使える。本作にはライフ・スタミナ・空腹・眠気・飲酒・美容などのパラーメーターが搭載されており、たとえばファッションにお金を使ってナオミの衣服を着せ変えると、そういったパラメーターに影響する場合があるという。
本作の大きな特徴として、月に一度だけ犬や猫に変身できる。犬の姿では穴を掘ったり匂いを辿ったり、あるいは川や湖で泳いだりでき、一方の猫では高い所へ登ったりなど、それぞれ行動範囲やスキルが異なる。そのため、変身することで人間の姿のままでは撮れない写真を狙うことが可能になるという。しかし、なぜ犬や猫になってしまうのか。これもRainy Woodsの謎のひとつかもしれない。さらに、ナオミは殺人事件の現場を目撃してしまう。世界一幸福であるはずのこの町で起こったこの事件も、彼女の取材対象となるのだろう。
また、本作にはマルチプレイ要素もあるという。具体的な内容はまだ不明な点が多いが、ほかのプレイヤーの町を訪れることができるようだ。本作ではプレイヤーの行動によって、町の住人の行動や人間関係から物語の結末までさまざまな変化を見せるという。そのため、同じ人物でも自分のゲーム内ではただの住民なのに、友人のゲーム内では町長になっていたりということもあるそうだ。
http://jp.automaton.am/articles/newsjp/20180327-65085/
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